締出し(読み)シメダシ

デジタル大辞泉 「締出し」の意味・読み・例文・類語

しめ‐だし【締(め)出し/閉(め)出し】

しめだすこと。「遅刻して―を食う」「報道関係の―をする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「締出し」の意味・読み・例文・類語

しめ‐だし【締出・閉出】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 門戸を閉めて中に入れないようにすること。また、外部の者を仲間に入れないこと。
    1. [初出の実例]「こは何事ぞしめ出しのさた ちかひをば見る迄もなし小指の血〈蝶々子〉」(出典:俳諧・当世男(1676)付句)
  3. 双六(すごろく)打ち方一つ。敵の石を一隅に追い詰めて進退窮るようにするもの。
    1. [初出の実例]「括りて、出たる石の下へ行くやうに打つ事、しめ出しの元なり」(出典:双六錦嚢抄(1811))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android