締括(読み)しめくくり

精選版 日本国語大辞典 「締括」の意味・読み・例文・類語

しめ‐くくり【締括】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 紐でしめて結ぶこと。
    1. [初出の実例]「やっちゃ一角せしめんと、人のきんちゃく当にして、囉(もら)はぬさきのしめくくりさいふの客へと取に行」(出典浄瑠璃博多小女郎波枕(1718)上)
  3. 金銭や人などを管理し取り締まること。
    1. [初出の実例]「国のしめくくりをよく知、人のかしらになるべき人」(出典:仮名草子・清水物語(1638)下)
  4. 物事に、まとまりや結末をつけること。また、言うことや考えがきちんと整っていること。
    1. [初出の実例]「しめくくりなき年ばいも恋の気転は各別也」(出典:浄瑠璃・新うすゆき物語(1741)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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