編笠柚味噌(読み)あみがさゆみそ

精選版 日本国語大辞典 「編笠柚味噌」の意味・読み・例文・類語

あみがさ‐ゆみそ【編笠柚味噌】

〘名〙 食物一つ柚子(ゆず)一個を二片に切り、熱湯に入れたのちかわかして、柚子みそをその中に盛り、包んでよく蒸したもの。
※俳諧・滑稽雑談(1713)九月「近世編笠ゆみそと云物を作る、柚一箇二片となし、弁核を去、熱湯に投じて輭ならしめ、取出し乾かし置て、柚みそに用る所の味噌を其片に盛り、包て押編み、能蒸して用」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android