編笠銭(読み)あみがさぜに

精選版 日本国語大辞典 「編笠銭」の意味・読み・例文・類語

あみがさ‐ぜに【編笠銭】

  1. 〘 名詞 〙 編み笠などをかぶった物乞いがもらう銭。また、転じて、ごく少額の銭。こぜに。
    1. [初出の実例]「人だちの所へ出し、太平記の講釈さする思案であらうが、一文二文の編笠(アミガサ)銭は、はかどらぬ物ぞ」(出典浮世草子浮世親仁形気(1720)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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