緩下剤(読み)カンゲザイ

デジタル大辞泉 「緩下剤」の意味・読み・例文・類語

かん‐げざい〔クワン‐〕【緩下剤】

比較的作用の緩やかな下剤。→峻下剤しゅんげざい
[類語]下剤下し薬峻下剤

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精選版 日本国語大辞典 「緩下剤」の意味・読み・例文・類語

かん‐げざいクヮン‥【緩下剤】

  1. 〘 名詞 〙 おだやかに作用する下剤。内服して腸の内容物をかゆ状に軟らかくし、たびたび排泄(はいせつ)させる。〔モダン化粧室(1931)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「緩下剤」の意味・わかりやすい解説

緩下剤 (かんげざい)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

栄養・生化学辞典 「緩下剤」の解説

緩下剤

 数グラム程度を投与すると軟便となり排便回数が増加する薬剤.腸の動きを高める作用をする.ジフェニルメタン系の薬剤やフェノールフタレイン誘導体ひまし油など.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の緩下剤の言及

【下剤】より

…瀉下(しやげ)薬ともいう。その作用の強さから緩下剤と峻下剤に,作用部位から小腸性下剤と大腸性下剤に分けられる。小腸性下剤は服用2~3時間後に排便が起こる。…

※「緩下剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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