峻下剤(読み)シュンゲザイ

デジタル大辞泉 「峻下剤」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐げざい【×峻下剤】

下剤うち作用の強いもの。→緩下剤かんげざい
[類語]下剤下し薬緩下剤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「峻下剤」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐げざい【峻下剤】

〘名〙 一グラム以下のわずかな量で強い作用を起こす植物性下剤。ポドフィリン、ヤラッパ巴豆(はず)油など。
一年有半(1901)〈中江兆民〉附録「大耻辱、大滑稽、肺病患者の浚下剤」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「峻下剤」の意味・わかりやすい解説

峻下剤 (しゅんげざい)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

栄養・生化学辞典 「峻下剤」の解説

峻下剤

 便秘に対して用いられる作用の強い下剤.緩下剤に対していう.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の峻下剤の言及

【下剤】より

…瀉下(しやげ)薬ともいう。その作用の強さから緩下剤と峻下剤に,作用部位から小腸性下剤と大腸性下剤に分けられる。小腸性下剤は服用2~3時間後に排便が起こる。…

※「峻下剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android