縋り付く(読み)スガリツク

デジタル大辞泉 「縋り付く」の意味・読み・例文・類語

すがり‐つ・く【×縋り付く】

[動カ五(四)]
頼りにしてしっかりとつかまる。「泣きながら―・く」
たのみとする。頼る。「先生一言に―・く」
[類語]すがる取りすがる寄りすがる取り付く追いすがる負んぶに抱っこ杖とも柱とも藁にもすがる溺れる者は藁をも掴む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「縋り付く」の意味・読み・例文・類語

すがり‐つ・く【縋付】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 頼みとして、しっかりとりつく。身を寄せてまといつく。しがみつく。
    1. [初出の実例]「うれしき中にも涙にて、袂にすがりつき」(出典:御伽草子・木幡狐(室町末))
    2. 「覚束ない私の判断に縋り付かうとした」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む