デジタル大辞泉
「取付く」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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とり‐つ・く【取付】
- [ 1 ] 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
- ① 人、物などにしがみつく。すがりつく。とりすがる。つかみつく。
- [初出の実例]「大君の命(みこと)かしこみ出で来れば吾ぬ等里都伎(トリツキ)て言ひし子なはも」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三五八)
- ② ( 「取憑」とも ) 心霊や魔物などが乗りうつって祟る。つきものがする。
- [初出の実例]「御物怪のとりつき奉りにければ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)楚王の夢)
- ③ 相手を倒そうとして組みつく。
- [初出の実例]「同死にを、此老僧に取付て死なむと思て」(出典:今昔物語集(1120頃か)二〇)
- ④ 手がかりを得る。なれ親しむ端緒をつかむ。頼りにしてすがる。
- [初出の実例]「関白摂政の子なりとも申さむにしたがふべしなど云ただの御詞の有ける。これにとりつきて、又もとより義村が思よりて」(出典:愚管抄(1220)六)
- ⑤ 着手する。しはじめる。とりかかる。
- [初出の実例]「後撰上巻書はて畢。やがて下巻にとりつく也」(出典:言国卿記‐文明一三年(1481)四月一九日)
- [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 ⇒とりつける(取付)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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