縋る(読み)スガル

デジタル大辞泉 「縋る」の意味・読み・例文・類語

すが・る【×縋る】

[動ラ五(四)]
頼りとするものにつかまる。「命綱に―・る」「手すりに―・って歩く」
助力を求めて頼りとする。「人の情けに―・る」
[可能]すがれる[ラ下一]
[類語](1すがりつく取りすがる寄りすがる取り付く追いすがる負んぶに抱っこ杖とも柱とも藁にもすがる溺れる者は藁をも掴む/(2頼る依存

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精選版 日本国語大辞典 「縋る」の意味・読み・例文・類語

すが・る【縋】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 頼みとしてとりつく。しっかりとつかまる。しがみつく。
    1. [初出の実例]「手を以て斤(はかり)の緒に須加利(スカリ)て力を発して強て登り給に」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
    2. 「袖にすがって、都には父もなし、母もなし」(出典:平家物語(13C前)七)
  3. たよりにする。たよる。
    1. [初出の実例]「さしつめてこの将軍がことを申やうなるは、かかることの当時あれば、それにすがりて申ばかり也」(出典:愚管抄(1220)七)

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