岩石学辞典 「縞状組織」の解説 縞状組織 多くの火成岩および変成岩にみられる組織で,異なった種類の鉱物または同一種でも色や組織などが異なる層が,交互にほぼ平行に配列して縞状になった組織[Iddings : 1909, Grout : 1918, Harker : 1932].ユウタキシティック(eutaxitic)と同じ[Bowes : 199].縞状の部分は単に粒度の粗密に起因する場合も,全く鉱物成分が異なることもある.縞の幅は通常は数cm以下. 縞状組織 薄い層状の組織.葉状組織(lamellar texture)と同じ.火成岩にも変成岩にも用いる. 縞状組織 →縞状構造 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報