縮退気体(読み)シュクタイキタイ

化学辞典 第2版 「縮退気体」の解説

縮退気体
シュクタイキタイ
degenerate gas

ボース粒子からなる気体でμ/kT = 0の場合,およびフェルミ粒子からなる気体でμ/kT ≫ 1の場合,それぞれ縮退したボース気体およびフェルミ気体とよび,このような特徴を示す流体を縮退気体という.ここで,μは化学ポテンシャルkボルツマン定数Tは絶対温度である.極低温での液体Heおよび水素常温での結晶内の電子などは縮退気体である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む