デジタル大辞泉 「績麻」の意味・読み・例文・類語 うみ‐お〔‐を〕【▽績▽麻/▽績×苧】 紡いだ麻糸。細く裂いて糸として縒よった麻糸。うみそ。「娘子をとめらが―かくといふ鹿脊かせの山時し行ければ都となりぬ」〈万・一〇五六〉 うみ‐そ【▽績▽麻】 「うみお」に同じ。「髪は―をわがねたる如くなれど」〈読・雨月・蛇性の婬〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「績麻」の意味・読み・例文・類語 うみ‐そ【績麻】 〘 名詞 〙 細く裂いて長くよりあわせた麻糸。うみお。[初出の実例]「賤がうみそのよるまでも、世わたるわざこそ物うけれ」(出典:車屋本謡曲・黒塚(1465頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例