精選版 日本国語大辞典 「繋糸織」の意味・読み・例文・類語 つなぎ‐いとおり【繋糸織】 〘 名詞 〙 糸織りの一種。経(たていと)には糸織りと同様の糸を用い、緯(よこいと)には、短い屑絹糸(くずきぬいと)か、特に一定の長さに切った絹糸をつなぎ合わせた結び目のある糸を用いて、平織りにしたもの。着尺地・羽尺地などに用いられる。[初出の実例]「繋絲織(ツナギイトオリ)に変八丈の二枚下着の襟を合せ」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例