繋糸織(読み)つなぎいとおり

精選版 日本国語大辞典 「繋糸織」の意味・読み・例文・類語

つなぎ‐いとおり【繋糸織】

  1. 〘 名詞 〙 糸織りの一種。経(たていと)には糸織りと同様の糸を用い、緯(よこいと)には、短い屑絹糸(くずきぬいと)か、特に一定の長さに切った絹糸をつなぎ合わせた結び目のある糸を用いて、平織りにしたもの。着尺地羽尺地などに用いられる。
    1. [初出の実例]「繋絲織(ツナギイトオリ)変八丈の二枚下着の襟を合せ」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む