繋索(読み)ケイサク

デジタル大辞泉 「繋索」の意味・読み・例文・類語

けい‐さく【×繋索】

物をつなぎとめること。また、つなぎとめるための綱。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「繋索」の意味・読み・例文・類語

けい‐さく【繋索】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ものをつないでおくための綱。
    1. [初出の実例]「少女がハンマーを振って繋索(ケイサク)を断つと」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)
  3. 縛りつけること。つなぎとめること。
    1. [初出の実例]「たとひ八虐の犯(をかし)ありて、五刑の法を行はるるとも、罪名に及ばずして忽ちに繋索(ケイサク)せられんやと」(出典:源平盛衰記(14C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android