織部杯(読み)オリベサカズキ

精選版 日本国語大辞典 「織部杯」の意味・読み・例文・類語

おりべ‐さかずき‥さかづき【織部杯】

  1. 〘 名詞 〙 浅く平たい小型の塗りさかずき。古田織部正重然(ふるたおりべのかみしげなり)創案(「雲錦随筆」「嬉遊笑覧」)とも、日根野織部正高吉の創案(「橘庵漫筆」「嗚呼矣草」)ともいう。織部形
    1. [初出の実例]「中酒に座敷へ用ひられつる盃までも、なべて人、織部盃と言ひふるる」(出典:咄本・醒睡笑(1628)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む