デジタル大辞泉 「罷り寄る」の意味・読み・例文・類語 まかり‐よ・る【▽罷り寄る】 [動ラ四]「寄る」の謙譲語。立ち寄る。「見つけ侍りて―・りて侍りしに」〈宇津保・吹上上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「罷り寄る」の意味・読み・例文・類語 まかり‐よ・る【罷寄】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 「寄る」の謙譲語。① 道すがら訪ねる。立ち寄る。[初出の実例]「つかさのまつりごと人まつかたが侍しをみつけ侍りて、まかりよりて侍しに」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)② 重なる。多くなる。[初出の実例]「年まかりよりて、風重く成て今はただ痢病のみ仕れば」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例