羅致(読み)らち

精選版 日本国語大辞典 「羅致」の意味・読み・例文・類語

ら‐ち【羅致】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥を網で捕えるように、広く人材を集めること。招きよせること。
    1. [初出の実例]「貴方は士を収羅すべき才力もある人なれば、礼を以て士を羅致して、朝廷へ薦(すすめ)よぞ」(出典四河入海(17C前)二二)
  3. らち(拉致)
    1. [初出の実例]「奸吏を糺弾したり、破戒僧を羅致(ラチ)したりして」(出典:大塩平八郎(1914)〈森鴎外〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「羅致」の読み・字形・画数・意味

【羅致】らち

捕えて連行する。

字通「羅」の項目を見る

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