羅越(読み)ラエツ

デジタル大辞泉 「羅越」の意味・読み・例文・類語

らえつ〔ラヱツ〕【羅越】

代の史書にみえる南海国名。現在のマラッカ海峡北岸シンガポール付近に当たるとされる。平城天皇の第2皇子高岳たかおか親王真如)が唐を経てインドへ赴く途中、ここで没した。

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精選版 日本国語大辞典 「羅越」の意味・読み・例文・類語

らえつ【羅越】

  1. 中国の唐代に記録された南海の国名。現在のシンガポール付近に当たるとされる。高岳(たかおか)親王の逝去地。

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