羇中(読み)きちゅう

精選版 日本国語大辞典 「羇中」の意味・読み・例文・類語

き‐ちゅう【羇中】

  1. 〘 名詞 〙 ( 和歌の題などでは、「忌中(きちゅう)」と同音なのを嫌って「きじゅう」と濁音に読まれる ) 旅にある間。旅行中。旅中
    1. [初出の実例]「雲衣は范叔が羇中の贈、風櫓は潚湘の浪の上の舟〈具平親王〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. 「羇中夕露」(出典:金槐和歌集(1213)旅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む