羇中(読み)きちゅう

精選版 日本国語大辞典 「羇中」の意味・読み・例文・類語

き‐ちゅう【羇中】

  1. 〘 名詞 〙 ( 和歌の題などでは、「忌中(きちゅう)」と同音なのを嫌って「きじゅう」と濁音に読まれる ) 旅にある間。旅行中。旅中
    1. [初出の実例]「雲衣は范叔が羇中の贈、風櫓は潚湘の浪の上の舟〈具平親王〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. 「羇中夕露」(出典:金槐和歌集(1213)旅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む