羈紲(読み)キセツ

デジタル大辞泉 「羈紲」の意味・読み・例文・類語

き‐せつ【××紲/××絏】

手綱。また、おもがいと手綱。
つなぎとめること。また、その物事拘束
「再び帰らねばならぬ女の心に―の苦しみを与う」〈漱石草枕

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普及版 字通 「羈紲」の読み・字形・画数・意味

【羈紲】きせつ

束縛され、使役される。〔世説新語傷逝竹林にも、亦た其の末に預かれり。生(康)の夭し、阮(籍)のじてより以來、(すなは)ち時の羈紲すると爲る。今日此れをることしと雖も、(ばく)として山河(ごと)し。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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