美佐野村
みざのむら
[現在地名]御嵩町美佐野
村の中央を可児川が西流、可児川に沿って中街道が東西に通り、津橋川が北から流れ可児川に合流する。西は宿村、東は次月村。村名は御座野・美座野とも記される。上之郷一六ヵ村の一で、元禄郷帳に美座野村とみえ高二〇二石余、尾張藩領。「濃州徇行記」では田一二町二反余・畑二町四反余、百姓控山七町二反余。家数五〇ほど、人数六〇九ほど、馬八。農間には薪を伐採し楮少々・栗・生柿も産する。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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