美利河I遺跡(読み)ぴりかいちいせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「美利河I遺跡」の意味・わかりやすい解説

美利河I遺跡
ぴりかいちいせき

北海道渡島 (おしま) 半島,瀬棚郡今金町にある旧石器時代の遺跡。北海道埋蔵文化財センターにより,1983,84,91年に発掘調査された。細石刃,尖頭器,各種の細石刃核,刻器,削器,ドゥナイト製の玉などがある。石器群は5期に分けられ,自然科学的な分析により,玉は大陸産の可能性があること,黒耀石は白滝,置戸,十勝三股,赤井川の道内を代表する黒耀石産地からのものであることが明らかにされている。当時黒耀石の交易は広く行われており,日本列島産のものは樺太,アジア大陸にも渡っている。

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