美唄屯田兵村(読み)びばいとんでんへいそん

日本歴史地名大系 「美唄屯田兵村」の解説

美唄屯田兵村
びばいとんでんへいそん

明治二四年(一八九一)から同二七年まで沼貝ぬまかい村字ビバイに入植した屯田兵制度による開拓村落で、北海道唯一の騎兵隊兵村。現在の美唄市大通西一条北おおどおりにしいちじようきた一―四丁目・大通西一条南一―七丁目・癸巳きし町・一心いつしん町・進徳しんとく町にあたる。毎年四〇戸、合計一六〇戸の屯田兵と家族が本州から移住した。兵村の中央部に中隊本部・幹部宿舎・学校用地・社寺地・番外地などがあり、現国道一二号沿いに一戸当り五ヘクタールの給与地と兵屋が配置された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む