20世紀日本人名事典 「美土路達雄」の解説
美土路 達雄
ミドロ タツオ
昭和・平成期の農業経済学者 元・名寄女子短期大学学長;元・北海道大学教授。
- 生年
- 大正6(1917)年5月1日
- 没年
- 平成4(1992)年11月29日
- 出生地
- 岡山県津山市
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学農学部農業経済学科〔昭和17年〕卒,東京帝国大学大学院〔昭和20年〕博士課程修了
- 学位〔年〕
- 教育学博士
- 経歴
- 大学卒業後病気療養、昭和27年協同組合短期大学に勤め、同大教授。また日大、東京教育大学各講師、農民経済研究所、協同組合経営研究所などに勤務、48年から北海道大学教育学部教授。のち名寄女子短期大学学長。農業協同組合論、農産物市場論に関する論文が多い。また全国農業協同組合労働組合のブレーンとして組合活動にも参加した。著書に「戦後の農産物市場」「働くものの農協論」「農協の未来像」「出稼ぎ」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報