美川きよ(読み)ミカワ キヨ

20世紀日本人名事典 「美川きよ」の解説

美川 きよ
ミカワ キヨ

大正・昭和期の小説家



生年
明治33(1900)年9月28日

没年
昭和62(1987)年7月2日

出生地
神奈川県横浜市

本名
鳥海 清子

別名
旧筆名=小林 きよ

学歴〔年〕
大阪府立大手前高女卒

主な受賞名〔年〕
三田文学賞(第4回)〔昭和13年〕「女流作家

経歴
大正15年「三田文学」に小林きよの筆名で、処女作「デリケート時代」を発表。その後、中断期間を経て、昭和5年旧姓の美川きよの名で「三田文学」に「父の恋愛」を書き復帰。代表作に「恐ろしき幸福」「女流作家」「新しき門」「美しき風」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「美川きよ」の解説

美川きよ みかわ-きよ

1900-1987 大正-昭和時代の小説家。
明治33年9月28日生まれ。大正15年「三田文学」に「デリケート時代」を発表。昭和5年以降「父の恋愛」など,こまやかな女性心理をえがく短編を手がける。ほか長編小説「女流作家」「夜のノートルダム」など。画家鳥海(ちょうかい)青児と結婚。昭和62年7月2日死去。86歳。神奈川県出身。大手前高女卒。本名は鳥海清子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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