美濃俣村(読み)みのまたむら

日本歴史地名大系 「美濃俣村」の解説

美濃俣村
みのまたむら

[現在地名]池田町美濃俣

水海みずうみ川の最上流、標高五〇〇メートルほどの山あいにある。元禄郷帳に水海村枝郷として高八石七升が記される。天保郷帳では水海村に含めて村付されている。享保六年(一七二一)の池田郷中村々明細帳の写(片山家蔵)によれば、反別一町七反余(うち田地四反余)、家数一七(本百姓三・水呑一四)、人数九二(男四五・女四七)、牛三疋。小物成には山手米・木地山手・漆役・三杷木役・藁代があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android