群疑(読み)ぐんぎ

精選版 日本国語大辞典 「群疑」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐ぎ【群疑】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多くの疑い。さまざまの疑問
    1. [初出の実例]「群疑(クンギ)腹衆難塞胸〔後出師表〕」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. [その他の文献]〔易経‐睽卦〕
  3. 多くの人の疑うところ。衆人疑惑

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普及版 字通 「群疑」の読み・字形・画数・意味

【群疑】ぐんぎ

衆疑。蜀・諸亮〔後の出師の表〕劉・王、各州郡に據り、安を論じ計を言ひ、動(や)やもすれば人を引き、群疑腹に滿ち、衆胸に塞がる。~此れ臣の未だ解せざるの二なり。

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