群馬大の患者死亡問題

共同通信ニュース用語解説 「群馬大の患者死亡問題」の解説

群馬大の患者死亡問題

群馬大病院の患者死亡問題 2014年11月、旧第2外科の同じ男性医師による腹腔ふくくう鏡を使った肝臓切除手術を受けた患者8人が死亡していたことが発覚。開腹手術でも10人の死亡が判明した。病院側は15年3月、腹腔鏡手術の調査報告書を公表したが、内容が不十分との指摘を受け、第三者調査委があらためて調査を進めていた。その後さらに、この医師の手術を受けた12人が術後一定期間内に死亡していたことも判明。厚生労働省は15年6月、高度医療を提供し、診療報酬優遇がある特定機能病院の承認を取り消した。減収や新規患者の減少が指摘され、地域医療への影響を不安視する声も出ている。

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