羽室嘉右衛門(読み)ハムロ カエモン

20世紀日本人名事典 「羽室嘉右衛門」の解説

羽室 嘉右衛門
ハムロ カエモン

明治・大正期の実業家,政治家 衆院議員(政友会);郡是製糸社長



生年
安政3年11月(1856年)

没年
大正13(1924)年8月25日

出生地
丹波国何鹿郡(京都府)

経歴
丹波の豪農で、漢学を修めた後、農業および酒造業を営む。明治29年弟の波多野鶴吉が創業した郡是製糸(現・グンゼ)の社長となり、製糸工場を設立、蚕糸業開発に尽力した。一方、戸長、中筋村長、京都府議、何鹿郡農会長、何鹿郡教育会長などを経て、35年衆院議員(政友会)に当選1回。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「羽室嘉右衛門」の解説

羽室嘉右衛門 はむろ-かえもん

1856-1924 明治-大正時代の実業家,政治家。
安政3年11月生まれ。丹波何鹿(いかるが)郡(京都府)の豪農。明治29年弟の波多野鶴吉が創業した郡是(ぐんぜ)製糸(現グンゼ)の社長となる。また京都府会議員,何鹿郡教育会長などをへて,35年衆議院議員(政友会)。大正13年8月25日死去。69歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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