羽目に付く(読み)はめにつく

精選版 日本国語大辞典 「羽目に付く」の意味・読み・例文・類語

はめ【羽目】 に 付(つ)

羽目板にぴったりつく。すみの方へ寄る。
洒落本・禁現大福帳(1755)二「大屋の息子壁隣ゆへ羽目に付て置た」
② 新しく入牢してきた罪人が、羽目板に添った窮屈な場所におしやられる。羽目通りに座らされる。〔俚言集覧(1797頃)〕
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻八「念仏も三百両ではめにつき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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