習事・慣事(読み)ならいごと

精選版 日本国語大辞典 「習事・慣事」の意味・読み・例文・類語

ならい‐ごと ならひ‥【習事・慣事】

〘名〙
① (習事) 習う事柄。学ぶべき事柄。稽古事。ならいもの。
至花道(1420)二曲三体の事「童形より習ひ覚えつる舞歌の二曲を、品々にわたして事をなすならでは、別の曲道のならひことあるべからず」
② (慣事) しきたり習慣
史記抄(1477)七「漢書のならいことに、あそこ此でいいと云てにはを入れて読処が多ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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