普及版 字通 「翡」の読み・字形・画数・意味
翡
14画
[字訓] かわせみ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は非(ひ)。〔説文〕四上に「赤雀なり。鬱林に出づ」とあり、翡翠(かわせみ)をいう。〔文選、西都の賦、李善注〕に「大小は(雀)の如く、雄は赤くして翡と曰ひ、雌はくしてと曰ふ」とみえる。非に赤色の意があるとするものである。
[訓義]
1. かわせみ、かわせみの雄。
2. あか。
3. 紅の硬玉。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕翡 ハネ 〔字鏡集〕翡 ソヒ・ハネ・ソナ
[熟語]
翡帷▶・翡翠▶・翡▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報