翻覆(読み)ほんぷく

精選版 日本国語大辞典 「翻覆」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ぷく【翻覆】

  1. 〘 名詞 〙 ひっくりかえすこと。また、表裏がかわること。
    1. [初出の実例]「亭長の傷嬰と告た者は是非にわざときずつけたと云、嬰はさでわないと云て、翻覆するほどに嬰を掠笞数百したぞ」(出典:史記抄(1477)一三)
    2. [その他の文献]〔陸機‐君子行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「翻覆」の読み・字形・画数・意味

【翻覆】はんぷく・ほんぷく

かわり易い。唐・王維〔酒を酌みて、裴迪に与ふ〕詩 酒をみて君に與ふ、君自ら(ゆる)うせよ 人は、波瀾に似たり

字通「翻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android