老いらくの恋(読み)オイラクノコイ

デジタル大辞泉 「老いらくの恋」の意味・読み・例文・類語

おいらく‐の‐こい〔‐こひ〕【老いらくの恋】

年老いてからの恋愛。昭和23年(1948)、68歳の歌人川田順が弟子と恋愛、家出し、「墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし」と詠んだことから生まれた語。

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精選版 日本国語大辞典 「老いらくの恋」の意味・読み・例文・類語

おいらく【老いらく】 の 恋(こい)

  1. 老後の恋愛。老人の恋愛。
    1. [初出の実例]「『老いらくの恋』━こんな言葉も戦後の混乱現象に乗じて出現したものだが」(出典:徳田秋声(1953)〈平野謙〉)

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