老て再び稚子になる(読み)おいてふたたびちごになる

精選版 日本国語大辞典 「老て再び稚子になる」の意味・読み・例文・類語

おい【老】 て 再(ふたた)び稚子(ちご)になる

  1. 老人となり、理解記憶判断などの能力が衰えて、子供のように他愛なくなる。
    1. [初出の実例]「老年の立帰て幼少の心になるよしを付侍り、世俗に、老て二たひちこになるといへる心にや」(出典:筆のすさび(1469))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android