老て再び稚子になる(読み)おいてふたたびちごになる

精選版 日本国語大辞典 「老て再び稚子になる」の意味・読み・例文・類語

おい【老】 て 再(ふたた)び稚子(ちご)になる

  1. 老人となり、理解記憶判断などの能力が衰えて、子供のように他愛なくなる。
    1. [初出の実例]「老年の立帰て幼少の心になるよしを付侍り、世俗に、老て二たひちこになるといへる心にや」(出典:筆のすさび(1469))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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