すべて 

老曾城跡(読み)ろうそじようあと

日本歴史地名大系 「老曾城跡」の解説

老曾城跡
ろうそじようあと

[現在地名]今治市高橋

高橋たかはしの西南九町、里川山のうち字城岸にあり、標高約一二五メートル、蒼社そうじや川と今治平野眼下に見下ろす要衝を占める。山頂は東西二〇間、南北八間の矩形に削平され、傍ら老松が残る。

高橋越智氏系図によると、南北朝の頃、城主越智上総介為信は、足利義満の菊池征伐軍に加わり、軍功により高市たけち郷を領した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 高市
すべて 

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android