老病(読み)ロウビョウ

デジタル大辞泉 「老病」の意味・読み・例文・類語

ろう‐びょう〔ラウビヤウ〕【老病】

年をとってからだが衰えたために起こる病気老衰病。

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精選版 日本国語大辞典 「老病」の意味・読み・例文・類語

ろう‐びょうラウビャウ【老病】

  1. 〘 名詞 〙 老衰から起こる病気。年とってからの病気。
    1. [初出の実例]「宿望染骨青蓮露、老病侵身老柳風」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・暮秋崇仁坊仏閣言志〈釈蓮禅〉)
    2. [その他の文献]〔礼記‐喪服〕

おい‐やみ【老病】

  1. 〘 名詞 〙 老衰が原因で起こった病気。ろうびょう。
    1. [初出の実例]「浪人達のおひやみには、白髭明神・白髪薬師」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)中)

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普及版 字通 「老病」の読み・字形・画数・意味

【老病】ろう(らう)へい

老衰。唐・杜甫〔旅夜、懐を書す〕詩 名は豈にはれんや 官は老に因りて休す

字通「老」の項目を見る

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