老苦(読み)おいくろし

精選版 日本国語大辞典 「老苦」の意味・読み・例文・類語

おい‐くろし【老苦】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙
  2. 年老いてみえる。老(ふ)けた感じがする。
    1. [初出の実例]「前髪を取たれば、めっきりと老(オヒ)くろしう」(出典:浄瑠璃・敵討御未刻太鼓(1727)下)
  3. 年若いのに、いろいろなことに行き届いている。言語動作が老成している。

ろう‐くラウ‥【老苦】

  1. 〘 名詞 〙 仏語四苦または八苦一つ衆生の年をとるという苦しみ。老いの苦しみ。
    1. [初出の実例]「おいたるはたのみなし。おいてひさしきひとなきがゆゑに老苦といふ」(出典:宝物集(1179頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む