老苦(読み)おいくろし

精選版 日本国語大辞典 「老苦」の意味・読み・例文・類語

おい‐くろし【老苦】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙
  2. 年老いてみえる。老(ふ)けた感じがする。
    1. [初出の実例]「前髪を取たれば、めっきりと老(オヒ)くろしう」(出典:浄瑠璃・敵討御未刻太鼓(1727)下)
  3. 年若いのに、いろいろなことに行き届いている。言語動作が老成している。

ろう‐くラウ‥【老苦】

  1. 〘 名詞 〙 仏語四苦または八苦一つ衆生の年をとるという苦しみ。老いの苦しみ。
    1. [初出の実例]「おいたるはたのみなし。おいてひさしきひとなきがゆゑに老苦といふ」(出典:宝物集(1179頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む