老門村(読み)おいとむら

日本歴史地名大系 「老門村」の解説

老門村
おいとむら

[現在地名]択捉えとろふ郡留別村大字老門

明治初年から大正一二年(一九二三)までの振別ふれべつ郡の村。振別村の西、北はオホーツク海に面し、老門川河口に老門港がある。南は太平洋に臨む。北・南の海岸線は中央部に連なる一〇〇〇メートル以上のヒトカップ山ほかの高山の裾野部で、厳しい断崖が続いている。明治初年にヲイトなどを包含してヲイト村が成立。同六年(一八七三)戸数はアイヌ五、人口はアイヌ男一八・女一八、寄留人平民男五(千島国地誌提要)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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