耳に障る(読み)ミミニサワル

デジタル大辞泉 「耳に障る」の意味・読み・例文・類語

みみさわ・る

聞いて不愉快に感じる。また、耳にとまる。「―・る音」
[類語]耳立つ耳障り耳に当たる耳に逆らう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「耳に障る」の意味・読み・例文・類語

みみ【耳】 に 障(さわ)

  1. 聞いて不愉快に思う。耳に当たる。耳に逆う。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「清姫といったのが耳にさはってか」(出典:人情本・英対暖語(1838)二)
  2. 聞いて注意が向く。耳にとまる。
    1. [初出の実例]「いかに狂人われらも子の弔ひと申すが、導師のおん耳に障りて候」(出典:謡曲・丹後物狂(1430頃))

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