聖ペテロ聖パウロ大聖堂(読み)セイペテロセイパウロダイセイドウ

デジタル大辞泉 「聖ペテロ聖パウロ大聖堂」の意味・読み・例文・類語

せいペテロせいパウロ‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【聖ペテロ聖パウロ大聖堂】

Katedrála svatého Petra a Pavla》チェコ東部の都市ブルノの旧市街にある大聖堂。11世紀頃のロマネスク様式の教会に起源し、14世紀にゴシック様式の大聖堂になり、20世紀にネオゴシック様式の尖塔が加わった。内部バロック様式の装飾が施されている。三十年戦争でスウェーデン軍がブルノ市街を包囲したとき、正午までに占領できなければ軍を引き上げると約束し、ブルノ市民が正午の鐘より1時間早く鐘を鳴らしてスウェーデン軍を退けたという伝説があり、今も午前11時に鐘が鳴らされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android