デジタル大辞泉 「聖マリア教会」の意味・読み・例文・類語 せいマリア‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【聖マリア教会】 《Kościół Mariacki》ポーランド南部の都市クラクフの旧市街にある教会。中央市場広場に面する。13世紀初めに建造されたゴシック様式の建物。彫刻家ファイト=シュトスが手がけた高さ13メートルというヨーロッパ最大級の祭壇画があることで知られる。1978年、「クラクフ歴史地区」として世界遺産(文化遺産)に登録された。《St. Marienkirche》⇒聖マリエン教会 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「聖マリア教会」の解説 せいマリアきょうかい【聖マリア教会】 ポーランドの古都クラクフに、1222年に建造されたゴシック様式の教会。クラクフで最も美しい教会と称えられ、中央正面のヴィオレットストウオシ聖壇は国宝に指定されている。伝承では、かつてモンゴルがクラクフに攻め入ったとき、この教会の窓からラッパ吹きが危険を知らせたが、ラッパを吹き終わらないうちに殺されてしまったという。この戦禍を悼み、現在も毎時刻に4つの窓から1度ずつラッパが吹かれるが、往時を偲んでメロディは途中で終わることになっている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報