聖窓(読み)ヒジリマド

デジタル大辞泉 「聖窓」の意味・読み・例文・類語

ひじり‐まど【聖窓】

出格子よりも小さい、箱形の張り出し格子窓江戸時代遊郭局見世つぼねみせなどに設けた。

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精選版 日本国語大辞典 「聖窓」の意味・読み・例文・類語

ひじり‐まど【聖窓】

  1. 〘 名詞 〙 出格子に似てそれより小さく、箱の形につくり外へ張り出した格子窓。近世の武家長屋、町屋、あるいは遊郭の局見世(つぼねみせ)などに設けた。
    1. [初出の実例]「君が影豊のあかりやひじり窓〈塵言〉」(出典:俳諧・桜川(1674)冬)

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