聞こえ初む(読み)きこえそむ

精選版 日本国語大辞典 「聞こえ初む」の意味・読み・例文・類語

きこえ‐そ・む【聞初】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ( 「いいそめる(言初)」の謙譲語 ) 手紙言葉などで、申しあげ始める。意中を訴え申し始める。恋愛関係についていうことが多い。
    1. [初出の実例]「一宮の中君に聞えそめ給ひける」(出典:西宮左大臣集(982頃))
    2. 「きこえそめ奉りてのちは、いとあはれにおぼえ給ひしかば」(出典:落窪物語(10C後)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む