聞流す(読み)キキナガス

精選版 日本国語大辞典 「聞流す」の意味・読み・例文・類語

きき‐なが・す【聞流】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 聞いても心にとめないでおく。聞きっぱなしにする。聞き捨てにする。
    1. [初出の実例]「ささやく田の次が兼言を、背にききながし」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む