職者(読み)ショクシャ

精選版 日本国語大辞典 「職者」の意味・読み・例文・類語

しょく‐しゃ【職者】

  1. 〘 名詞 〙 故実をよく知っている人。有職(ゆうそく)に通じた人。有職家識者(しきしゃ)
    1. [初出の実例]「この人は三の舟にのりぬべき人にて、学生職者、和漢の才ぬけたる人に、廿一なる年の人とも人におもはれず」(出典:愚管抄(1220)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android