肉体文学(読み)ニクタイブンガク

デジタル大辞泉 「肉体文学」の意味・読み・例文・類語

にくたい‐ぶんがく【肉体文学】

肉体の開放を通して人間をとらえようとした文学。第二次大戦直後、田村泰次郎が主唱した。

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精選版 日本国語大辞典 「肉体文学」の意味・読み・例文・類語

にくたい‐ぶんがく【肉体文学】

  1. 〘 名詞 〙 第二次世界大戦後の一時期における肉体の解放主題とした文学。肉欲などを主として描写した戦後風俗小説などの総称。田村泰次郎の提唱に始まり、その小説「肉体の門」に代表される。

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