肉桂色(読み)ニッケイイロ

色名がわかる辞典 「肉桂色」の解説

にっけいいろ【肉桂色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「くすんだ黄赤」としている。一般に、香料調味料に使う肉桂のような、ややくすんだ明るい茶色のこと。英名シナモン(cinnamon)の訳語。肉桂は東南アジア原産で江戸時代には日本に入っていたが、色名として使われるようになったのは近代菓子ニッキ原料でもある。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android