肉置(読み)ししおき

精選版 日本国語大辞典 「肉置」の意味・読み・例文・類語

しし‐おき【肉置】

  1. 〘 名詞 〙 人のからだ、特に女性のからだの肉のつきぐあい。肉づき。ししあい。ししつき。ししなみ。
    1. [初出の実例]「胴間つねの人よりながく、腰しまりて肉置(シシヲキ)たくましからず」(出典浮世草子好色一代女(1686)一)
    2. 「腰の周囲の宍置(シシオキ)弛く、一度姙った迹が今も在々残って居る」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

にく‐おき【肉置】

  1. 〘 名詞 〙 刀身の厚さ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android