普及版 字通 「肓(漢字)」の読み・字形・画数・意味
肓
7画
[字訓] むなもと
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(亡)(ぼう)。はおそらく(こう)の省文。〔説文〕四下に「心の下、鬲(かく)の上なり」とあり、横隔膜の上あたりをいう。内臓の最も深いところであるから、その部分は治療の及びがたいところで、不治の病を「肓膏の疾」という。膏は骨肉の間にある脂である。
[訓義]
1. むなもと、心臓の下あたり。
[熟語]
肓膏▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報